最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 (泉正人 ディスカヴァー・トゥエンティワン)

買ったのに2年ほど積本と化してました…(汗

日々の管理やスケジュール管理、作業予測的な本として、以前
「先読み力」で人を動かす リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント(村中剛志、日本実業出版社)

という本に感銘を受けて、そのメソッドをできる限り実践している訳なんですが。
先読み力が事前準備のメソッドだとすれば、この本は「確立したメソッドのフロー化」とでも言うべきでしょうか。

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
泉 正人
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 2059

普段行っている作業をルーティン化し、チェックシート化し、
考える要素を減らして行く事で作業精度をあげるだけでなく、
自分でなくても同じクオリティに作業が回せるようにしていく。

で、浮いた時間でなにか生産的な事をしようよ!って乱暴にまとめられるかなと。
後半は更に仕事を効率的に進める為のテクニック的な事も書いて有ります。

フローに落として判断の余地を減らして行く。
そしてその仕組みが継続されて行くようにする。

フロー化って、最近はまたあまり言われなくなってきたような気もしますが
作業の見える化にも繋がるのかなぁと
(言われなくなったというか、当り前になったのかな?)

作業をこなす為には何と何が必要で、いつまでに何を準備して何を段取りして。

自分の環境に当てはめてみると、○○チェックリストだとか呼ばれる書類が数多く存在している。
ただ実際、これらのチェックリストがあまり有効に使われている現場を見た事がない。
以前リーダーをやったプロジェクトでは、成果物に対するチェックリストをクリアしてから
送られてきたはずのプログラムがダメダメで、チェックリストOKとなっている項目が出来てなかったりと
散々な目に有った事があり。

本の中に「仕組みが遂行される仕組みを作る」と「続ける仕組みを作る」という項目があり、
まさにこれじゃないかと。
あの時は数年前から使われているチェックリストをそのまま使用して、
メンバー間では無意識にアップデートされている事項が旨く伝わっていなかった

つねに使える仕組みにアップデートされてないから、使われなくなるのかなと。

先読み力の本で事前段取りに備えて、上手くいったパターン(失敗したパターンも)を
フロー化、チェックシート化して行くと、十分どの業界でも通用するのではないかと思われた。

この本、両方読んでおくと作業に対する視点が変わるかも。。

「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~
村中 剛志
日本実業出版社
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泉 正人
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2008-03-03

 

コメント

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