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バレエとヨガとフィットネースの良いとこ取り?「バレトンダイエット(井出由起著、レタスクラブMOOK)」

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今、40分ぐらいDVDを見ながら準備運動〜全身〜お腹周りとやってみたんですが

汗止まらんね!

この汗の感じは激しい運動っていうんじゃなくて、ピラティスとかヨガのじわーっと来る汗のあの感触・・・
と前置きが長くなりましたが(というかメガネから汗が垂れて気持ち悪い…w)

ちょいと気になる新しいダイエット運動があるっちゅーんでDVD付きの本を買ってみました。

バレトンダイエット (レタスクラブMOOK)
井出 由起
角川マーケティング(角川グループパブリッシング) (2011-04-14)
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バレトンダイエット?という感じですが。バレトンの公式サイトBalletoneによると

「バレ」はバレエ、「トン」は身体の筋肉を整えるという意味の造語です。

バレエの動きとヨガの動き、フィットネス的な要素の入った運動って感じですかね。

だからスクワットするパートもありの、バレエのようなポーズを取ったりしーの、
ヨガの太陽礼拝や英雄のポーズのようなパートもありーの。
バレエはやったことないですが、インナーマッスル重視の私としてはかなりの良いとこ取り。

(とかカッコいい事いって、実は本の中に出てくる井出氏の腹筋の切れ具合に惚れて買ったのは内緒w)

付属のDVDは、ウォーミングアップ、全身痩せ、ブロックやせ、部分痩せ、クールダウンの構成になっていて、
全部通しても良いし、ウォーミングアップ5minだけでも充分汗がじわっと来る感じ。
出演は井出氏自身。
一応ウォーミングアップ〜全身痩せで20minなので、これを毎日最低限とか目指してみようかなと。

実際にやってみると最初は余裕で、おー、なんかホントにジムで教室受けてるみたい〜とか楽しむ余裕があるんですが。
後半はもう汗だくw
ブロックやせのお腹パート当りで今日は止めておく事に。

っていうか、おどろいたのがジムみたいな、あのインストラクターの掛け声。
出来てますよーとかはまぁ、いいとして。
はい呼吸してーとか、背筋伸ばしてーとか、お腹に力入れてーとか。
リアルに呼吸が止まってるとか背中が丸まってるタイミングで掛け声かけられる。

これは…予言されてる?!w

まぁ、みんな大抵このタイミングで呼吸が止まっちゃったりする場面で言ってるんだろうなぁと言うことなんでしょうが。

ドタバタするエクササイズでもなくて、気持ちよく汗がかけてインナーマッスルに負荷がかかる。
ムキムキになりたくないけど、キレイに痩せたい!って人は試してみるといいかも。

 
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SF作家が書いた緻密な歴史ファンタジー「風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 (小川一水著 ハルキ文庫)」

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著者の小川一水氏っていうと、ソノラマやらハヤカワでSFっていうイメージが非常に強い作者さんだったんですが、
ふといつも行かないほうの本屋に行って見た所、なんか面白そうな歴史ファンタジー小説が。

って、しかも小川一水著?!まーじかー!?

2008年に文庫で出版された物の改定、文庫版のようです。
宇宙やら機械やらの小説を書いていた人が、どんな風に神聖ゲルマン帝国時代のドイツの話を書いてくれるのか、
それだけが面白そうで、速攻購入。

201105291945.jpg

読み出してみたんですが…

正直最近の電車の往復にiPhoneではなくてまずこの文庫を出してしまうぐらい面白い!

風の邦、星の渚 上―レーズスフェント興亡記 (ハルキ文庫 お 6-6)
小川 一水
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風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (ハルキ文庫 お 6-7)
小川 一水
角川春樹事務所
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14世紀の神聖ローマ帝国時代に人と宇宙から来た生命体がコンタクトしたらっていう設定。
この宇宙からっていう辺りが凄くSF的なスパイスを出している訳なのですが。

この宇宙からの生命体は一応主役でありながら、正直メインは他の、14世紀の時代の人々。

貴族の息子でありながら、親に疎まれて貧しい村の領主として飛ばされながらも、
実はその地は古代ローマ時代の都市が有った所で、その地の利を生かして街をもり立てていく、
その紆余曲折やら外敵やらを書いた、本当に歴史を読んでいるかのような話。

当時の人々の生活や躍動感、そしてこのレーズフェントを作り、色々な問題を解決し、
そして自分たちの居場所を作って行く、苦難を乗り越えて居るべき場所を作って行くという
人の歴史を書いた良質なファンタジーになっているかと。

で、肝心な生命体の方は、たまーーにご都合主義な所も有りますがw
要所要所でスパイス的に登場するのみで、みずからが強大な力を振るって敵を打ち払うとか、
魔法のように食べ物を出現させて飢えから救うといった事はしません。

あくまで、人とその日々の生活を主に、歴史として書かれています。

でも、この生命体が居る事が、この話をただの単調な歴史の話として終らせない、

いいバランスでSFと歴史がミックスされた内容になっていると思います。

歴史ファンタジー系の小説だと、壮大な話を書く(そして中々先を書いてくれないw)田中芳樹、
ファンタジーという領域でありながら、その躍動感が伝わってくる花田一三六(こっちも書くの遅い…)
といった所が私の好みの範囲だったのですが、今回のこの作品を受けて他の作品も読んでみたくなりました。

ファンタジー好き、あるいは歴史好きなら一度読まれてみるとよいかと。

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じわじわと効いてきそう @ ライフハック心理学 (佐々木 正悟著)

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ライフハックに心理学?
って一体どんななんだ?

ライフハックっていうと、効率化とかのメソッド本でしょ(かなり雑な括り)
同じ著者さんの仕事をため込まない人になる5つの習慣を読もうと思って本屋に行って
なんとなくこっちから読んでみようかなぁと手に取った訳なんですが。

ライフハック心理学 ―心の力で快適に仕事を効率化する方法
佐々木 正悟
東洋経済新報社
売り上げランキング: 3718

一気に読んじゃった!
良い意味で期待を裏切られた。

本の内容をすごーーーーく大きく一言で書くと。

「人間は気の持ちようで効率化出来る!」

ライフハック系の本っていうと、この方法で効率化できますよ!とか
こうすると作業効率があがりますよ!とか
「即実践が出来る」 how to本的な側面が強いかと思ってるんですが。
(その手の本も好きで読んで実践してるんで否定してる訳じゃないですよ?)

実は心理学系の本も好きで、 彼女が出来る本とか彼女が出来る本とか彼女が出来る本とか色々読んだので、
出てくるキーワードとそれぞれの効果などは知ってたんですが
この本ではそれら心理学的に実証されている方法を使って、
いかに実生活でメンタルを自然な良い方向に持ってく方法が書かれてる本。

だから、一言で言うと「心構えの本」  

大事な事だから2度言いましたw

どうやったら作業に集中できるか。悪習慣を絶ちきる事が出来るか。
人間関係改善から、心を強くする方法まで。

きっと実践しても即座に結果が出る物ではないかと思いますが、ジワジワ効いてきそうな予感がします。
気が付いた時にボディーブローのように効いてる(ってそれだとダメージ食らってるのか)

実践する為に何かを用意しなきゃいけないとか、そういう方法ではないので
早速明日から僕もこの本にならって心構えしてみようかなと思いました。

で、半年後ぐらいにもう一度読んで見て、自分の軌道修正をするのが
この本の書いてある事を本当に実践できている事になるんじゃないかと。

HowTo本やら、即改善的な効果を求める人には勧められませんが、
今を変えたいと思っている自分には、この本はいいキッカケに成ったと思います。
佐々木さんの本、自分に合いそうなので何冊か読んでみよう!

さて、早速自信を持つライフハックを実践してみようかね。

ライフハック心理学 ―心の力で快適に仕事を効率化する方法
佐々木 正悟
東洋経済新報社
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そう、これ!まさにこれ! @ 30日で人生を変える「続ける」習慣 (古川武士著 日本実業出版)

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いやもうほんと、自分って新しいものを取っ換え引っ換え。
ミーハーっていうと聞こえは良いけど、単に飽きっぽいだけだと思ってたんですが。

10年ぐらい前に出会いたかった、この本。

30日で人生を変える 「続ける」習慣
古川 武士
日本実業出版社
売り上げランキング: 1731

習慣化、簡単に言うと始めるぞ!と一念発起した事をいかに重荷にさせずに継続していけるようにするかの
テクニック本と捉えていいかなと思います。

なぜこの本を手に取った時に買おうかと思ったのか、それは冒頭の一章。
習慣化出来た人と出来てない人の話を読んで。。。

インターネットの動向にとても敏感で、チャレンジ精神も旺盛。
ブームに合わせてBlogからSNS、twitterと始めては飽きて辞めてしまい。。。

これ俺じゃん!(Twitterは飽きてないけどw)

本の内容は、習慣化をするにあたっての3つのステップ(1〜7日、8〜21日、22〜30日)
に別れています。

反発期 1〜7日 症状:辞めたくなる
不安定期 8〜21日 症状:振り回される
倦怠期 22〜30日  症状:飽きてくる

3日坊主とか良くいいますが、それも最初の反発期。
その後のやろうと思ってるのに色々外的要因で出来なくなって辞めちゃったりとか、
結局飽きてきちゃってモチベーションが維持できなくなったりとか。

習慣化、というかそれを自然と日々行うようになるタメのそれぞれの段階での
対策が書かれてます。

特にあるある!と思ったのが不安定期の「周りに振り回される」

「決めた時間に予定が入ってサボってしまう」
「残業やプライベートの予定で行動にムラが出る」
「転向や急な予定で行動できない日が続く」

いやもう、リアル自分。どこかで見られてるんじゃなかろうかと。

対策としてかなり目からウロコだったんですが、仕組みを作るだけじゃなくて
「例外を作る」と。

イレギュラーな出来事のために習慣化したい行動をサボる日が続くと、自己嫌悪に陥ったり無力感を感じたりして、やる気がなくなり、挫折の道に突き進んでしまいがちです。

いやほんと、その通り。
ダイエットしてる時の会社の飲み会とかストレス意外の何ものでもなかったもん。
(いや、ダイエットしてなくてもストレスですけど、あのネガティブな飲み会は)

計画に柔軟性を持たせて(甘やかす訳ではなく)やったという実績を積み重ねてモチベーションにする。
その通りなんだけど、これを書面で読んだのは初めてかも。衝撃的でした。。。

オフ会で良くお会いするNo Second Lifeの@ttachiさんもBlogで毎日ランニングの状況をアップされてるんですが、
飲み会が重なってる時とか、疲れている時は緩めの距離にしたりしながらも必ず少しでも走ってるようですし。

継続する為のヒントは目の前にちゃんと有ったんですなw

今の境遇が納得できなくてアプリ開発を一念発起してMacを買ったものの、
新しいデバイスが出るたびに出費するだけで結局いまだにアプリは出来上がっておらず(ヤルヤル詐欺ネタとして使ってますが)
なんとかせねばなぁと。その為にはコードを書く習慣をつけようと思っていたタイミングでこの本。

継続するために、前に@ttachiさんに教わったこのアプリを使ってみようかと。
Streaks – Motivational Calendar App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥170


カレンダーに実施出来たを○、実施出来てないを×で入れるだけのアプリなんですけど、
シンプルだからこそ良いのかもしれない。ぱっと見のデザインもいいですし。

一日1時間はObjective-Cを触る事を習慣にしよう。うん。

30日で人生を変える 「続ける」習慣
古川 武士
日本実業出版社
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最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 (泉正人 ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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買ったのに2年ほど積本と化してました…(汗

日々の管理やスケジュール管理、作業予測的な本として、以前
「先読み力」で人を動かす リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント(村中剛志、日本実業出版社)

という本に感銘を受けて、そのメソッドをできる限り実践している訳なんですが。
先読み力が事前準備のメソッドだとすれば、この本は「確立したメソッドのフロー化」とでも言うべきでしょうか。

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
泉 正人
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 2059

普段行っている作業をルーティン化し、チェックシート化し、
考える要素を減らして行く事で作業精度をあげるだけでなく、
自分でなくても同じクオリティに作業が回せるようにしていく。

で、浮いた時間でなにか生産的な事をしようよ!って乱暴にまとめられるかなと。
後半は更に仕事を効率的に進める為のテクニック的な事も書いて有ります。

フローに落として判断の余地を減らして行く。
そしてその仕組みが継続されて行くようにする。

フロー化って、最近はまたあまり言われなくなってきたような気もしますが
作業の見える化にも繋がるのかなぁと
(言われなくなったというか、当り前になったのかな?)

作業をこなす為には何と何が必要で、いつまでに何を準備して何を段取りして。

自分の環境に当てはめてみると、○○チェックリストだとか呼ばれる書類が数多く存在している。
ただ実際、これらのチェックリストがあまり有効に使われている現場を見た事がない。
以前リーダーをやったプロジェクトでは、成果物に対するチェックリストをクリアしてから
送られてきたはずのプログラムがダメダメで、チェックリストOKとなっている項目が出来てなかったりと
散々な目に有った事があり。

本の中に「仕組みが遂行される仕組みを作る」と「続ける仕組みを作る」という項目があり、
まさにこれじゃないかと。
あの時は数年前から使われているチェックリストをそのまま使用して、
メンバー間では無意識にアップデートされている事項が旨く伝わっていなかった

つねに使える仕組みにアップデートされてないから、使われなくなるのかなと。

先読み力の本で事前段取りに備えて、上手くいったパターン(失敗したパターンも)を
フロー化、チェックシート化して行くと、十分どの業界でも通用するのではないかと思われた。

この本、両方読んでおくと作業に対する視点が変わるかも。。

「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~
村中 剛志
日本実業出版社
売り上げランキング: 10691
泉 正人
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2008-03-03

 
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[書籍] 眠りだけじゃなくて肩コリが酷い人にもいいかも @ 一週間熟睡法(さかもとはるゆき・中経出版)

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木曜日からひたすら飲みまくったせいか、身体がだるーい。
ってなもんで、たまにはゆっくり積み本の消化を。。。

  4806137928.jpg

一週間熟睡法 さかもとはるゆき 中経出版
ISBN-13: 978-4806137924
Amazonリンク:1週間熟睡法

もう仕事中にウトウトしない!

いやほんと、寝ないと駄目な子なんで気が付くと落ちてる時が多々。
ちょっとでも改善できないかなぁと。

一週間というタイトル通り、この本は1〜7日目と7章に区切られており各章は短めの構成。
なんで意外とサクッと読める感じ。

1章〜2章は本の概念と、睡眠についての考え方を。
そして3章からが本番。

3章「寝姿勢リセット法」4章「ツールと環境であなたの眠りをプロデュース」
この本のメインはこの2章に集約されているかと。

まず目からウロコだったのが、寝ている間に身体が緊張しているという話。
横になった時にベッドマットから浮いている部分が緊張している部分だとは…。

普通に寝たら腰は浮いてるよなぁ、肩も浮いてるかもしれない。
それをサポートするために低反発枕とか使ってたんですが、この本によると

「枕はいらない」

首が緊張していると腰と同様ベットから浮いた状態になっている。
これでいくら寝ても熟睡は出来ないと。。。

これ、早速実践してみたんですよ。
低反発まくらを外して、ベットマットに直接寝てみて。
で、本の中に書かれている自分の身体のスキャン方法を早速実践してみると。

浮いてる浮いてる。
首、肩、腰w
わしゃ湿布薬の宣伝か?!ってぐらい確かに浮いてる。

これを3章にある緊張のほぐし方と、あとサポートの仕方を実践してみた所、
朝起きた瞬間の肩コリや、寝起きのスッキリ感が格段に違う。
いやほんと、今までどれだけ緊張して寝てたのかと。

この頭から首、腰のS字を一直線にするってピラティスでも言われてた事で、
あちらも姿勢改善やストレッチ、インナーマッスル使用という意味で通じるものが有るのかも。

さらに4章にある寝室の改善や布団の使い方を参考にした所、
朝の変な寝汗がなくなってこれはいいかも(これは涼しくなったからかもしれないけどw)

5章以降は眠りに入るためのスタンスや寝起きの方法、
通勤途中や仕事中にもやれる実践法や、体操、マッサージが書かれていて
よりスッキリ寝るために参考にしたい所。

特にイスの座り方、立ち姿勢、あと眠気の覚まし方(w)は早速実践せねば。。  

短時間睡眠などの本も読んだ事がありますが、よりこちらの方が実践しやすいかも。
寝る時間は短くできないかもしれないけど、スッキリ度合いでは負けてないかも。

これ、寝れないって人だけでなく肩コリや腰痛に悩む人も一度参考にしていただきたいかなと。

1週間熟睡法
1週間熟睡法

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さかもと はるゆき
中経出版
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技術者でかつ実務者。 @ 花神 (司馬遼太郎)

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大河ドラマでも龍馬伝と、世間一般でどうも幕末あたりがブームになっているような。
変革期は色々と凄い人が表に出てきますからね。。

ふと思ったんですけど、こういった歴史上の偉人って時代が違ったらどうなってたんでしょうかね。
まぁ少なくとも世に埋もれて、って人も居そうですが。

で、龍馬だ新撰組だってパッとしてるところは色々とドラマになったりとしてますが、
今回紹介する歴史小説の主人公、この人も幕末の重要な一端を担っているのにあまり表に出てこない。
そんな倒幕軍の総司令官の話。

花神(上・中・下) (司馬遼太郎著) 新潮社
ISBN-13: 978-4101152172
Amazonリンク: 花神〈上〉 (新潮文庫)

最後は倒幕軍総司令官なんて役目につきましたが、この人元々は百姓の生まれ。
緒方洪庵の適塾に入って医者になるも人と接するのが苦手ゆえ孤立。
ところが改革を進めている桂小五郎に招かれて長州入りし、
長州征伐(第二次)に参加して幕府軍を撃退し、
その流れで倒幕軍総司令になって、時代の変革期の一端を担った人。

って、ワレながらすげー大雑把だなw

この人、なにが凄いかって。
天才的な戦略家とか、カリスマ性とかは全く無縁で、とにかく現実直視の姿勢を貫いていること。
兵の配置、砲の配置、すべてが物理であり、地理であり、計算に基づいてる。

最たる例は上野彰義隊の戦いで、相手の退路を限定するように部隊を配置。
実際開戦後の彰義隊の退路は想定したとおりになったり。

あの時代、またその後の太平洋戦争までにありがちな根性論的は発想は一切排除しての動き。
一騎当千や自己犠牲なんて排除された超現実の作戦。

だからこそ、堅実な勝利しかなくて華々しい話にはなりにくいのかもしれませんが。
これこそ、本当に歴史が動いている瞬間の裏側なんだなぁと感じられる話。

華々しさが無い自分としては、もっと努力しないといかんなーと思わせてくれるそんな小説。
そんなのをふと、昨今の歴史ブームを見て思い出してみたり。(かなり昔に読んだ)

 

NHKの大河ドラマ化もあったらしいんですが、見事にアーカイブに総集編しか残っていないという素晴らしさw
地味なれど堅実、こんなに面白い話はないのに。

図書館ならかならず有るでしょうから、歴史好きならお勧めします。

 
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