グラフィックカードのファンを取り替える

CPUのファンを取り替えてみたものの、なんだか相変わらず

うるさい
すっごいうるさい
ひょっとして他に騒音源があるのかな?と思って調査

一つずつファンを停止して音を聞き、停止して音を聞き・・・
意外な伏兵発見
グラフィックカードのファンが変な重低音を発している
たしかになんかちゃっちい取り付けだしなぁ
僕の使ってるsis315のチップは発熱量が少ないし、元々安いから・・・

ってことで、実験開始

・ファン取り外し

これが元々使っていたグラフィックカードAPOLLO 3D THRILL 315 メモリ64M
DVI端子が付いて世間でのベンチマークの結果はGeforceMXよりちょっと上
しかもこれで約1万、なかなか珍しく良いチョイス

が、搭載しているファンはとても安物らしく、取り付けも雑
あげくに埃が溜まりだして変な音を発するようになっていた訳ですな

まずは外してみる
対角線にピンで留まっているだけなのでラジオペンチで留め金を外してやると簡単に取れた
ってことで、グリスを拭いて記念写真(笑

・そして新しいファンの取り付け

さて、今回用意したのは下のファン
NENG TYI製「すべて銅だ!!ちび」、アーク川崎にて980円
いや、本当にそういうネーミングなんだってば

名前の通り純銅製のヒートシンクに4cm角のファンが埋め込まれている
ここで注意深く見てもらえると解るのだが、ファンから出ているケーブルは3本、上の写真のファンケーブルは2本
ここからまた電設が始まったりする(笑

こいつにグリスを塗っても良いのですが、クリップが対角線のピンだけと心許ないので
熱伝導シートを購入、張ってみる
この熱伝導シート、実は初めて買ってみた物

Japan Valueのαゲルシート、DOS/Vパラダイス川崎店で280円
4cm角のはずなんだがちょっと大きいのでカット、贅沢に使用してみました

ってことで、取り付けーっと

はい、簡単にくっつきました

元々あったセッティングの穴がそのまま使用できたのはラッキー
ゲルシートは初めてなので、ギュッギュ押して接着を確かめる
最後にもともとファンが接続されていた電源コネクタにコードをつなげて本体に戻して起動を待つのみ

・スイッチON!あれ?回らない

スイッチー、オーーーーン!オーーーン、オーーーーーーン!

・・・・・・あれ?

なんでだろ?まったく回転してない
きっと差し口が逆だったのだろう、うんうん
逆にしても回らない

またやっちまったかっ!?

いやまて、冷静に考えろ
ケーブルは3本、コネクタは3本、元々のケーブルは2本
ひょっとして一本死んでるんじゃねーの?
ってーことは、ファンレスか?

(02/02/03追記:グラフィックカードの電源はどうやら5Vの物が多く、3pin12Vのファンでは
 電力が低すぎて回り出せなかったらしい。危ない、焼き付け起こす所だった)

なーんて、残ってるじゃないですか
マザーボードにケースファン用の供給コネクタが!!
ってことでそこに接続してみる
見場悪ぃ〜〜(笑
が、とりあえず運転開始
よしよしっと

肝心な音ですが・・・

今度はやっぱCPUファンと背面ファンの競合が気になる(笑
まぁ、普通に使ってる分には気にならないレベルにまで静かにはなりました
これでつけたまま寝られるね←馬鹿

今回の諸経費
NENG TYI製「すべて銅だ!!ちび」 980円
Japan Value αゲルシート 280円
                     計1260円

お蔵入り
今回は無し

教訓:ケーブル類と電源供給はまず最初に考えましょう

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