おかしい。これ絶対おかしい。
片腕カンフー対空とぶギロチン
’76 台湾
一部で有名なカンフーカルト映画です。
あのキルビルもこの映画から一部パクってます。
ゴーゴー夕張(栗山千明の役)が使っていた武器は明らかに
これのパクリ(笑
何はともあれ、カンフー好きなら外せない映画。
偶然見かけて速攻購入しちゃいました。
カンフー映画とか言っておきながら、これ無茶苦茶笑えます。
まず敵役の空とぶギロチン使い。目が見えません。
だからもう片腕ってだけで誤認しまくり。関係ない人2人殺したあげく
「こうなったら片腕を皆殺しだ!」
いやいや、変なスイッチ入っちゃってます。
またこれ出てくる格闘家達がおかしい。
ヨガの達人って出てくるインド人は腕伸びるし。これダルシムの元ネタ?
怪しい日本人は武器がトンファーだし、ムエタイまで出てくるし。
しかも!主人公が卑怯きわまりない。(当人曰く「策が思いついた」らしい)
ムエタイは小屋の中に追い込まれて1vs1になるんですが、床が鉄板。
で、閉じこめて弟子が鉄板の下から火着けたりする。
片腕カンフーもちろん靴はいてるし、ムエタイ裸足だから無茶苦茶ハンデ戦。
最後の空とぶギロチン使い戦はもうある意味卑怯(笑
まず武器を使えなくするために竹でギロチンを刃こぼれさせ(まぁここまではイイとしよう)
目が見えないのを良いことに鳥の沢山居る家に逃げ込んで聴覚を聞かなくし、
挙げ句の果てに最終決戦の場所には飛び出す斧のトラップ付き!
ギロチン使い、トータルで斧を3本ほど食らってます。ザクザク刺さってます。
明らかにカンフー以前の問題です。ずっこいです(笑
一部で大絶賛される理由が判った気がする
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