ノイズレスケーブルは転送速度の夢を見るか?

はい、また怪しいのに手を出しちゃいました。あははは
ADSLに凝り出してからやたらとノイズレスへこだわっている今日の一品は

VICS Tech製ノイズ低減IDEケーブル 「RD3XP」です!!(ばばーん)

この製品、ケーブル周りのシールドだけでなく、内部の配線の配置、
そして出ましたシートフェライトコアによって徹底的に外部内部からのノイズを除去して
データ転送への影響を極力押さえるという製品

・実物観察

開封した直後の状態です

うおぉ、メッシュだ。ケーブルがメッシュで覆われておるぞ(w
そしてアース用のケーブルまで出てる
これでHD脇からアースを取るのでしょう

でも。うちのましんアルミ筐体なんですけど、アースになるんですかね??(汗

ケーブルとしてはちょっとゴツ目のスリムケーブルという感じで、
普通に使う分にもいいかもしれない
でもシールドメッシュだから、直接端子と接触しそうなところはシールを貼ってガードする当たりが微怖げ

・セッティング

さって、早速既存のケーブルと取り替えてみましょう

既存のケーブルは1980円程度のスリムケーブルでした。たしかJustyブランド
取り替えてみると・・・

むっ、堅い

うまーく言うことを聞かせながら曲げ、曲げ

そしてなんか刺さりにくい

うまーく言うことを聞かせながら差し、差し

なんとか設置完了
そして例のグラウンドもHD脇のねじに設置

あ、ここだけなんかカッコヨサゲかも(w

・せっかくなんで測ってみる

さぁ、こいつの効果を見てみましょう
ノイズ低減なんで、転送速度に差が出るかは疑問ですが、HDBENCHを使って測定〜

昔のケーブルの際の測定値と比較してみましょう
どちらも再起動後、マシンが安定したのを見計らった後に実行しています
各3回実行した平均値と、カッコ内が最高値です (数値は1秒間の転送バイト(KByte/s))

  READ WRITE FILE COPY
Justy製スリムケーブル 34725 (35575)

35383 (35773)

12773 (12986)
VICS Tech製RD3 XP 34929 (35599) 35562 (35699) 13306 (13517)
+0.6% (+0.0%) +0.5% (-0.1%) +4.2% (+4.1%)
 試験環境:PentiumIII 1GHz、メモリ512M SDRAM、Asus TUSL2-C(i815EB)、DiamondMax D540X 80Gモデル単独接続

んあー、READとWRITEは誤差の範囲ですね。こりゃ
元々高速なHDではなく(5400rpm)静穏性で選んだのでこれはしょうがないでしょう

特筆すべきはFILE COPYのデータです。
4%弱、結果がアップしています

んー、ノイズが押さえられたことで転送エラーが減ったって事ですか?

まぁ、結果は期待していなかったので(ぉぃ
ちょっと数字が出てビックリ
CDRへの接続にも良いかもしれません

冗談半分で買ったのに、意外と満足しちゃったよ!!

という珍しい結果に(w

今回の諸経費
VICS Tech製RD3 XP 3480円
                          計 3480円

お蔵入り
Justy スリムケーブル 2000円
                          計 2000円

教訓:ぼけるならチャンとぼけましょう(w

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