CPUファンを工作して・・・
このマシンを組み立てたときからずーっと使っている、親和産業性のBIGWAVEっていうCPUファンが
いささか埃が溜まったのかうるさくなってきた。
ってことで、これを機に偶々見つけたCOOLER MASTERのRED BULLに切り替えてみた。
こいつはSOCKET370用のCPUファンのくせに何と8cmのファンがくっついていて、静かだけどよく冷えるとの前評判
取り替えては見たら
うるさい
すっごいうるさい
ファン自体の音はたいしたこと無いんだけど、謎の高周波を発していて非常に耳障り
ってことで、発想
いままで使っていたBIGWAVEに8cmのファンを付けたら静かでさらによく冷えるのではないだろうか?
ってことで、実験開始
・ファン分解組み立て
これが元々使っていたBIGWAVE
波形のクーラーが効率よく放熱するなかなかの一品
結構お気に入り
よく見れば、ファンのブレード一枚一枚に埃が溜まってる
星野金属の筐体は埃対策とかが弱いから駄目だよな(安物買うからだ)
まずは全部ばらして洗浄
ファンは使わないからそのままで良いけど、他のパーツは水洗い
いやぁ、水って凄い
そして再度組み立て
ここで登場するのが新兵器(ってほど新しい商品でもない)
またもや親和産業製の8cm→6cm変換コネクタ
もともとこういうCPUファンを大きな物に交換するための製品だからまったく問題なし
そして、Panaflo製のCPUファン8cmを取り付ける
今回は流体軸受け1900rpmの物を使用
実際筐体の排気ファンとして使ってるんだけど、風量のあるし音も無茶苦茶静か
山洋製よりちょっと安い(笑
ファンを取り付ける
むちゃくちゃデカッ!!
取り付けたらテコの原理で浮いちゃわないかなぁ?などと不安を残しつつセッティングに移る
・ファン交換・・・そこで悪夢が・・・
さて、元々使っているデッカイファン、REDBULLを取り外しましょう
ってこいつ、取り付けるときもかなり力必要だったんだよなーと思いつつ力押し
・・・・・・あっ!
ファンの止め口が、も、もげた・・・うっひゃぁー
完璧に再生不能、ご臨終です・・・
ってことで、改造中断。急遽マザーまで交換する羽目に
どうせだったらすべて買い換えてしまえと言う意見は却下
今はまだ高いし、Pentium4の発熱量は50Wと下がったとはいえ僕の許容しうる範囲ではない
(過去にAthlon丸焼きにした事へのトラウマ)
うまい具合にバルクで、元々使っていたマザーの815Eステップバージョンがあったので購入
バルクで1.3万は高くないか?と思いつつ
だって、新品だともう殆ど無いんだもん。Pentium4に押されて
気を取り直してCPUファンを装着
CPUとファンのスペーサー銅板をグリスを塗って挟み込んでいざロックオン!!(意味不明)
いやぁ、やっぱ親和のクリップは止めやすい
初心者のみなさん、買うなら親和産業とか止めやすいって評判の奴が良いですよ
ってことで、取り付けた後の図
でっかいなーーー
ってか、二つのファンが一カ所から同時に吸気するから凄まじい吸い込みだろうな(笑
ってことで、実際に運転開始
現在の気温25℃でCPU温度は30〜35℃(負荷時)
REDBULLが28℃をマークしていたことを考えるとちょっとスペックダウンしてしまった気もしますが
二度と付けねぇ!(笑
ってか、2度と買わねぇCOOLERMASTER(2連敗中)
肝心な音は、結構静かです
吸気によって空気の流れる音が結構しますが、高周波もなく安定して動いてます
でも、なんとなく6cmのファン新しいのを買ってきて取り替えた方が静かだった気もしなくもない今日この頃
今回の諸経費
Panaflo製8cm角PCケース用静音ファン 2480円
親和産業製6cm→8cmCPUファン変換コネクタ 3980円
計 6460円
お蔵入り
COOLER MASTER製RED BULL CPU FAN 5800円
計 5800円
教訓:CPUファンはそんなにしょっちゅう付け替えてはいけません